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2011年10月13日

サウンド オブ サイレンスⅡ

 サウンド オブ サイレンスとは、私なりの理解では、聞こえない音なのに、耳に届く音としよう。”気配”とでもいおうか、昨今では、音も無く降る放射能、そう表現すればピッタリするのだろう。が、私の場合、目に見えない恐怖、”ハブの脅威”なのだ。
 早朝、食事を待つアヒルたちの顔はいたっておだやか。たぶん、小屋の中にはまだハブは侵入していないだろうな、そう自分に言い聞かせ勇気をふるいおこす。そして、大きなトレーに朝食をいれる。すると、招かざる客が二羽、雀が先客として飛び回っている。一体、どこから?いつも首を傾げる。金網のどこに侵入口があるのだろう?もうすぐ、鳥インフルエンザの時期がやってくる。いや、サシバが飛来しているので、もう流行り始めているのかもしれない。おお!シャットアウト!
 三日前の朝だ。アヒルたちの食事の後片づけをしていた時のこと。その前の日、夕刻の食事の様はすさまじく、食べ散らかしが飛び散っていた。片づけたものの、土の上にご飯つぶがめり込んでしまい、仕方なくシートで覆いそのままにした。それで、それを剥がして片づけようとした時だ。めくったとたん、ぶるぶる震えている子ネズミが姿を現した。ぎゃあ!だ!すかさず、シートをもう一度被せ、近くにあったブロックを力まかせに落とし、そして、えい!えい!
 そして、今朝、思い切ってシートをめくると、、、ひぇ!ペッタンコのネズミ!ああ、PTSD、あのペッタンコのハブを思い出して、全身、総毛立つ、、、ぶるぅ、と身を震わせるが、それでも、死後、もう三日も立つのだと、自分に言い聞かせ、写真をぱチリ。
 母に三日前、ネズミがシートの下で震えていたのを、覆いの上から潰したというと、「なんで、つかまえないねぇ、中途半端に逃がしたら、必ず、仕返しするってよぉ」と言ってのけたのだが、「そんなぁ、気持ち悪くてできんさぁ、ゴキブリじゃあるまいし」。
 とにかく、頭のなかを 恐怖と安堵が、サウンド オブ サイレンスが、サイレン化して、鳴り
サウンド オブ サイレンスⅡ




Posted by あひる日和 at 22:47│Comments(0)
 
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