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2011年06月30日

夏の贈り物

 アヒルが次々姿を消すので、みんな心配している。ネズミ説は、隣のオジイサン。「こんなして、ネズミは、卵を担いでいくんだよ」と、ポーズまで取って意見を披露。「そんな、アニメ映画じゃあるまいし」と、笑う私のイメージは、あのディズニーのジェリーの姿、彼だと、トム猫や人間を出し抜くのは簡単だろう。
 そして、家畜の世話に明け暮れたという病弱のオバサンは、苦労を滲ませた口調。「いつも、ダンナに言っていたさ、餌が足りないと、母親だって、子どもに当たり散らすさぁ、食べてもしまうさ」と、母親犯人説。
 さらに、人形を抱いての登場、Kさん。「見たよ、夜中、泥棒がやってきた」と、人間説。
 ところで、有力な意見もあった。近くの保育園のお母さんたちの中に、農学部出身が曰く、「オスが弱いのから、制裁を加えると思う、死体ですか、ネズミは、跡形も無くなるほど食べつくしますよ」と、ボスアヒル犯人説。「どうして?」との私の質問には、彼女は、「育児にばかり専念していると、オスは、卵を産ませるために、雛を攻撃するんですよ」と説明。
 今日は、悲しかった。チビアヒルは、最後に8羽産んだのに、今日は、二羽になっていた。Kさんは涙ぐみながらチビアヒルを見ている。いつも、ナイロンの祝い風呂敷を被っている彼女に帽子をプレゼントした。そして、人形には、よだれかけ。
夏の贈り物


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Posted by あひる日和 at 19:36│Comments(0)動物
 
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