
2011年05月16日
好き で濡れてるんじゃない
えd 「アヒルさんが、おしりでバイバイしているよ」
子どもの声が聞こえてきた。
「バイ、バァイ」と、男の子は一生懸命だ。ところが、もう満腹しているアヒルは、子どものことなど知らんぷり。
「バイ、バァイ」と、代わりに手を振ってあげたのに、
「アヒルさんにバイバイしているんだ」と、ご機嫌斜め。横で、お母さんは頭を下げている。お互い苦笑の笑みを交わす。そうして親子は、アヒルたちを振り返りながら帰っていった。
激しい雨が降り出した。慌てて、傘を広げ、アヒルたちを振り返ると、二羽はじっと卵を温め続けている。そして、他のメンバーはと見ると、ブルーシートを被せた小屋、二枚の板で三角定規のように張り合わせたものだが、そ
れでも雨宿りになっている。
アヒルたちの足が覗いている。その足元にパン屑を投げたが無視。やっぱり、アヒルといえども、冷たい雨嫌なんだね。

子どもの声が聞こえてきた。
「バイ、バァイ」と、男の子は一生懸命だ。ところが、もう満腹しているアヒルは、子どものことなど知らんぷり。
「バイ、バァイ」と、代わりに手を振ってあげたのに、
「アヒルさんにバイバイしているんだ」と、ご機嫌斜め。横で、お母さんは頭を下げている。お互い苦笑の笑みを交わす。そうして親子は、アヒルたちを振り返りながら帰っていった。
激しい雨が降り出した。慌てて、傘を広げ、アヒルたちを振り返ると、二羽はじっと卵を温め続けている。そして、他のメンバーはと見ると、ブルーシートを被せた小屋、二枚の板で三角定規のように張り合わせたものだが、そ
れでも雨宿りになっている。
アヒルたちの足が覗いている。その足元にパン屑を投げたが無視。やっぱり、アヒルといえども、冷たい雨嫌なんだね。

Posted by あひる日和 at 21:13│Comments(0)