卵をゲット

あひる日和

2011年07月11日 21:43

 雛の子育ての時期、メスアヒルたちはまったく産卵しなかったが、この頃産み始めた。先週、東北の友人に送った。私のブログの熱心にアクセス(?)しているようなので、味自慢のため、そして、本気で、「私のゴーヤー、キュウリ、それぞれ500円、うーん、卵は餌代が凄いから、値がつけられない!」と、電話をしておいた。ついた頃、再度電話を入れた。さぞ、感謝の言葉が帰ってくるのかと思いきや、まだ口にしていないそうだ。まだ、美味しいものを食べたいという意欲も湧かないし、実際、味覚はマヒしているのかも、、、と元気のない声だった。友人の家は、半壊のまま。そこで暮らしているが、片づけもせずダラダラその日暮らしを続けている。放射能から一番遠い沖縄の手作り野菜と有精卵だが、あんまりありがたみも感じないようだ。仕方がない。安全圏内のこちらは無言のまま、あちらのため息に合わせ、頷くだけだ。
 だから、今日は自分ために卵を収穫した。
 アヒルたちの食べる量があまりに凄まじく、近くのそば屋から残飯をもらっている。助かる。ウジを湧かせてアヒルの食糧の足しにするつもりだったのに、雀がチュンチュン嬉しそうにそれをついばんでいた。美味しいのだろう。そういえば、アフリカだかフィリッピンだか、ウジ虫の料理があるそうだ。
 この頃、汚いものに平気になった。



関連記事